35歳の転職に資格取得は本当に有利?

1.2014年の動向に厳しい予想

 よく35歳を過ぎると転職が急に難しくなるとも言われていますが、通信教育のユーキャンが20~40代の男女991名を対象に2014年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査を実施しました。

 その中で注目したいのは2014年の動向で所得が増えると思う、と回答した人はわずか13.1%しかいませんでした。安倍首相が年頭に日本の未来は賃金サプライズによってさらに明るくなると、インターネットの英文サイトに寄稿したのとは随分と温度差があるようです。

 逆に支出が増えると回答した人は、57.9%と半数以上に上りました。また消費税のアップなどから支出が増え先行きは厳しいと、予測をしている人も多く、より節約に励むと答えた人も63.8%いました。

2.男女の1位はファイナンシャルプランナー

 次に2014年に取っておくと武器になりそうな資格で、1位だったのはファイナンシャルプランナーでした。2位はケアマジャーで3位はTOEICで、4位は社会保険労務士で5位は簿記という結果でした。

 男性も女性も1位はファイナンシャルプランナーでしたが、男性の2位はTOEICで、女性の2位はケアマネジャーと分かれました。また3位も男性が情報処理技術者試験と社会保険労務士なのに対して、女性の3位は簿記でした。

3.資格だけでなく自分のスキルや専門性を高める

 男女共にファイナンシャルプランナーが1位に選ばれたのも、給与がアップするよりも支出が増えるので、少しでもお金の運用を考える人が増えることを反映していると言えます。中には35歳転職限界説など、関係ないという方も多いかもしれません。

 しかし転職に有利な資格をただ取得するだけでなく、自分のスキルや専門性を高めていかないと有利な転職に成功することは困難でしょう。どんなに転職に有利な資格を持っていて、人事担当者は資格を一つの判断材料と考えていて採用基準ではないからです。

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