就活開始の遅れが本末転倒な事態を引き起こした?

 もうすぐ12月、一年の終わりの時期でもあり、クリスマスやお正月といった大きなイベントのある月でもあり、そして本格的な就職活動がスタートする大事な時期でもありますよね。

 就職活動の開始時期が12月からとなったのは昨年のことですが、その理由は「学生が学業に専念する時間を十分に確保するため」だそうです。では、例年10月開始だった就職活動の時期が2ヶ月遅くなったことで、どういう影響があったのかというと、これを決定した大学や経済団体の思惑は見事に外れ、学業に集中するどころか就職活動における準備不足が指摘される結果に終わってしまったとのこと。

 しかし、今年も同じ12月スタートだというのですから、一度変更したものはなかなか変えられないというのが体質なのか、と思ってしまいますよね。企業側からは学生の業界研究や自己理解などが不足していると言われ、学生側からは2ヶ月のロスで就職活動の期間が短くなってしまった、負担が増えただけだという声が出ているそうですが、これではマイナス効果だけのような気がします。

 ちなみに、肝心の学業に関して言えば、時間の余裕ができたことで勉強に打ち込んだというケースは少ないようで、多くの学生は普段通りに講義を受け、アルバイトや遊びにも時間を費やしているのだそうです。